
たかぎです。沖縄に行ってきました!
え、彼氏とバカンス?この稼ぎ時にそんなことしてられませんよ~。(干からびる女の典型)
小学生の3泊4日の沖縄研修の「記録係」として同行しました!動画と写真を撮って、DVDとパンフレットにまとめるお仕事です。
今日は新米フリーランスの奮闘記をご紹介します。
目次
撮影のお仕事はこちら
今回は、とあるデザイン会社さんから撮影のご依頼をいただきました。内容は、
- 3泊4日の沖縄研修旅行の「記録係」
- 撮影するのは、動画と写真
- 最終的に、DVDとパンフレットにまとめる
- ちなみに「記録係」はわたし一人
こんな感じです。私はイラストを生業にしており、プロのビデオフラファーではありません…。だからちょっと緊張しておりました。
でも、すてきなDVDとパンフレットを作るためにがんばろう!と気合いを入れてっ出発しました。
ドタバタの3泊4日をレポート
当初の予定では、
- 1日目:沖縄へ到着、首里城見学
- 2日目:ひめゆり平和記念資料館、ガマの見学、海水浴
- 3日目:現地の小学校と文化交流会、ちゅら海水族館
- 4日目:那覇で自由行動、帰宅
こんな流れでした。
しかし…旅は予定通りにいかないものですね。さまざまなトラブルに逢いながら、新米フリーランスは鍛えられていきました。
トラブル① 台風で飛行機が欠航

実は2回目のお仕事で、ちょっと安心してました。そんな私に顔面パンチをくわらしたのが、台風の到来。出発の日、沖縄行きの飛行機は全便欠航が決定。
台風で、飛行機とばない=パニックが起きました。当然、プログラムは全面的に変更を余儀なくされました。
一同「沖縄には行けない!でも研修旅行は中止できない…どうしよう!!」
対策としては、
- 明日には沖縄便が再開する可能性が高い(天に任せる)
- でも、羽田や伊丹を経由するかも
- プログラムの取捨選択をする
- 全員が同じ飛行機に乗れるかは、航空会社の采配による
- こちらは待機するしかない
- 場合によっては、子どもを班ごとに移動させるか
- そういえば、台風の影響で郵送した荷物が届いてないらしい
- 絶対必要な資料だから、なんとか準備しなきゃ
…などなど。
担当の方は大変でしたし、私も陰ながらできることをさせてもらいました。
新米なのであまり役にたちませんが…
トラブル② 4日の旅を2.5日に圧縮
翌日、飛行機は再開!
全員で無事に沖縄に到着しました。しかし、4日間分の旅を2.5日分にする必要が出ました…。
- 1日目:沖縄へ到着、首里城見学
- 2日目:ひめゆり平和記念資料館、ガマの見学、海水浴
- 3日目:現地の小学校と文化交流会、ちゅら海水族館
- 4日目:那覇で自由行動、帰宅
ここから、どうしても外せないプログラムを選ぶことになりました。結果、カットせざるを得ないプログラムも出ました。
- ガマ(戦時中の防空壕)の見学
- 海水浴
沖縄の海を楽しみにしてた子もいるので、ちょっと可愛そうと思いつつ…。天気のことは誰のせいでもありませんし。
トラブル③ 限られた時間での撮影

プログラムが変わればみんな大変だけど、撮影の仕事にも影響はあります。しかし、非常に鍛えられた時間でした…!
- 短時間で「取れ高のある」映像をゲットする
- 足りない物は、現地でなんとかする
- 仕事増える=睡眠時間減る(みなさん寝不足)
- 全体的に忙しいので、子どもも疲弊する
でも、先生も子ども頑張って「いい旅にしよう」としてるから、泣き言をいってる場合じゃありません。
新米フリーランスが学んだこと

3日目夜、海には入れなかったため急遽ナイトプールへ。はしゃぐ子どもたちを撮影する私。
新米フリーランスの私は学びました。
① どんなトラブルにも対応せよ
事前に予測できた「不測の事態」は、こうも簡単に起きるものなんだなと。
というか、トラブルはあって当然。
- 撮影時間が減ろうが、受けた仕事は必ず納品する
- 瞬時の対応力は大切。ふだんから技術と鉄のメンタルを培うべき
いつもとは違う場所で仕事するって楽しいけど、こういうトラブルさえも糧にしてやってかないとな…と学んだ4日間でした。
② 子どもたちから「協力」を教わる
今回、子どもたちが本当に立派でした。
本当は「もっとゆっくり見たい」「考えたい」と思うことが、こどもはいっぱいあったろうなと思います。
でも、容赦なくリミットが来る。こどもたちも今回の事情を分かってるから、グッと我慢して、その場を離れてるようにも見えました。
「えらいなあ…」と、大人の私が子どもたちに教えてもらうことが沢山ありました。幸い、子どももスタッフも死ぬほど協力し合い、なんとか無事終了しました。
③ 見知らぬ土地で、腕を鍛える

上空から見た沖縄の美しさに、息をのんだ。
正直、暑さとタイトなスケジュールでバテました。「ああ、しんどい…」と思った瞬間もありました。
でも沖縄から、帰りの飛行機が飛び立った瞬間、思ったことは「またこうやって、仕事したいな」でした。
知らないと土地で仕事するって、本当に実力が試されます。
- できないことを、容赦なく叩きつけられる
- 自分でなんとかするしかない
- つらくて情けない
でもそれが楽しいです。こういう働き方、ずっとしたかった。
そう思いながら、普段の自分は心のどこかで「私にはできない」って否定する気持ちもあります。そんな葛藤があっても、やりたい。ならやるしかない。
飛行機乗ると、そういうエモいことがとめどなく溢れてくるんですよね。
いつか人生に終わりは来るので、その時まで自由に飛び回って、いい仕事をしたいと思うのです。