黒磯のおしゃれカフェを地元民が徹底レポート【1988 CAFE SHOZO・Chus】

栃木出身のたかぎです。

地元・栃木には、最近おしゃれカフェが増えています。うれしい!

今日は、「黒磯(くろいそ)」を紹介します!

ここは栃木県のカフェ文化の先駆け的エリアでもあります。地元民の視点で、じっくり見ていきますよ〜。

栃木県・黒磯とは?

ちなみに、黒磯(くろいそ)って場所は、知ってますか? ざっくりまとめると、

  • 東京から約1時間半で行ける(新幹線プラス在来線で)
  • 那須の雄大な自然と、おいしいご飯が楽しめるエリア
  • 駅前の通りが、今アツい
  • この通りにゲストハウスや雑貨屋、ピザ屋、小道具屋、アパレル等が並び、にぎわいを見せている

ここらへんで白状すると、黒磯に対するイメージは、「終着駅」でした。(黒磯駅は、JR宇都宮線の終着駅なんです)

黒磯の唯一の記憶。それは小学生にさかのぼります……。ディズニーランドに行った帰り、疲れて爆睡した私は、お気に入りの帽子を電車に忘れてしまった。JRに電話をかけると「あーそれはもう、黒磯駅に行ってください」。そして訪れたのが、黒磯駅。親に叱られながら連れて行ってもらい、そして帽子を受け取ったら即帰宅。そんなイメージです……。

ところが今や、黒磯は変わりました。

ぶらっと歩いて気になったお店に入るだけで楽しめる場所になったんですね!

Chus (チャウス)」

まず紹介したいお店が「Chus」です。

Chus(ちゃうす)とは、那須連山の中央に位置する日本百名山の一つ「茶臼岳(ちゃうすだけ)が名前の由来です。

那須の民たちのタマシイと言っても過言じゃないでしょう。

まさに那須のシンボル的存在であり、地元に愛される山。私も子どもの頃登りました。(辛かった……)

そして「Chus」は、マジで多機能です。むしろ多機能すぎて一言で表せない!

でもざっくり言えば「ゲストハウス」です。

広々とした店内。明るくて、レイアウトも楽しい

こんなに色んな使い方ができる!

  • TABLE …… 食べる(ダイニング)
  • MARCHE …… 見つける(直売店)
  • YADO …… とどまる(宿泊)
  • PARTY …… 集まる(会場、ケータリング)
  • WEDDING ……祝う(結婚パーティ)

1階は、朝市を楽しめるMARCHE (直売店)。地元の農家さんから仕入れた新鮮な野菜や県内外の商品が並びます。

そして1階の奥には、TABLE (ダイニング)スペース。

2階は、宿泊者専用のゲストハウスです。

う〜ん、多機能ですなあ。なんだかテーマパークみたいだ。

朝市が出発点の、多機能な拠点

Chusを調べてみたら、朝市が出発点だったみたいなんですね。

代表の宮本吾一さんは20歳の時に那須に来て、最初はハンバーガーショップを営んでいたとか。

「新鮮な野菜を使いたい!けど、地元の物だけじゃまかなえない……。」

電話一本で「こんな野菜が欲しい」ってやりとりできるコミュニティが必要じゃないか?じゃあマルシェやろう!と決まった。(すごい勢い) 

農家に電話をかけまくり、軽トラに乗って、野菜を集めた。それが朝市につながっていく……。う〜ん、すごい行動力ですね。

外のガレージには可愛いお店が。大田原市のきくち農園さん

こどもの頃に登った茶臼岳の麓で、こんなに素敵なお店ができているとは…!

全然知りませんでした…。

1988 CAFÉ SHOZO

コーヒーとケーキのセットで1000円程度。

次は、言わずと知れたカフェ好きの聖地「1988 CAFE SHOZO」です。ゲストハウス「Chus」のお隣にあります。徒歩30秒くらいの距離。

88年にオープンし、30年も営業を続けています。

私が生まれた頃には始まってたんだ…!

(駅に忘れ物取りに行った時には、すでにオープンしてたのか)

古いアパートの2階にある、独創的な空間

店内はちょっと暗めで、昔の家をリフォームしてるから所々狭かったりします。椅子やテーブルなどインテリアもバラバラ。

でも、不思議と居心地がとっても良い

2019年1月には「鶴瓶の家族に乾杯」でも、オーナーの菊地省三さんが登場されてました。うちの家族は食い入るように見てました。やっぱり気になりますよね、同じ県内で活躍される人のことは。「…すげーな…」と呟いてました。(家族も語彙を失うほど…)

「省三さんがいたから、移住した」という移住者の方もいるらしく、黒磯の地域づくりの起点になられてる方なのかなと思います。

地方の人間だからこそできる店づくり・まちづくり

この日、知り合いの農家と行きました。(緑のジャンパーの人)

「1988 CAFE SHOZO」でコーヒーを飲みながら、その農家の知り合いと地方に暮らす者同士の雑談に花が咲きました。そこで、二人で話した「Chus」と「1988 CAFE SHOZO」の魅力をまとめてみます!

地域と共に生きるお店

「Chus」と「1988 CAFE SHOZO」を中心に、今のにぎやかさが生まれた黒磯。今では、多くの旅人に選ばれる場所になったと言えます。

旅人に選ばれる場所になった理由は、なんだろう?と考えると、ポイントが2つ上がりました。

  1. 人が集まれる「コミュニティ」である
  2. 地域と共に、成長している感じ

この2つがポイントで、たくさんの人が魅力を感じる理由なのかな、と。

一緒に行った農家も、地域づくりの活動に奔走してる人です。

だから「Chus」と「1988 CAFE SHOZO」から、ヒントをもらったようです。

今までは基本自分の地域の農村部振興にこだわってきた。けど、市の中心部にChusみたいなのがあるといいなあーと。町の真ん中にゲストハウスがあるといいなって。

by 福島の有機農家

「Chus」と「1988 CAFE SHOZO」も、人が出会う場所

旅人が泊まったり、地元の農家が新鮮な食材を提供したり、そんな色んな人が集まれるコミュニティに、地域づくりのヒントがあるのかも。

地元で完結させない。全国とつながる

あと地元だけで完結させないスタイルもおもしろいです!全国の商品や、イベントなども紹介してるんですよね。

SHOZO COFFEEのホームページでは、近隣の那須だけのイベントに止まらず、盛岡や宮城の催しも紹介されてます。洋服やアクセサリー等などの展示販売、ライブイベント、作家の個展、ギャラリー展……。

「Chus」でも、他県の品物がたくさんありました。

「え、地元の物だけじゃないの?」と最初は思ったけれど、見ているうちに旅をしてるような気分を味わえるんです。それがおもしろい。

広いエリアで紹介した方がおもしろいし、お互いの地域を応援することにもなるよなあ…。

地方の人間だからできる空間づくり

私が一番しっくりきたのは、省三氏のこの言葉。

カッコいいスタイリッシュなことはできないけれど、地方の人間だからできる店づくり、まちづくりがあるんです

事業構想より

カフェから30分ほどの場所に、実家があるという省三氏。農業を営む家に生まれ育ち、自然と「必要なものは自分で作る」メンタルと技術が培われていったそうです。

だからカフェも、2階の古いアパートを自分で直してオープンした。廃材で手作りした独創的な空間や、経営スタイルが多くの人の心をつかむんだと思う。自然が豊かな場所だからこそ培われたセンスで、店内をレイアウトしたんだとか。

確かに、都会的なお店とはちがって、懐かしさや居心地の良さを感じる空間でした。

だから、多くの人の心をつかむんだと思う。

私はどうしても都会的なモノと自分の作るモノを比べて落ち込みがちでしたが、「地方に暮らす者だからこそできる空間づくり」に、もう少しプライド持ってやってこうかな、と思えました。

うーん、かっこいい。こんなに魅力的な人がいるんだな…..。勇気をもらいました。

おしゃれなカフェを楽しみに行くのもOK!

もしくは「地方だからこそ」って視点で遊びに行くのもオススメな場所です。

那須塩原にもおいしいパン屋があるので、あわせて行っても楽しいですよ。

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