
会社を辞め、夫婦二人で南米へ旅だった「みほ」の不定期連載コラム。ペルー、チリ、ボリビア等の旅情報をのんびり綴ってます。旅行に行った気分で楽しんでください。
INDEX
- 第1話:どうして、いきなり南米へ?
- 第2話:旅のはじまりはスローに
- 第3話:これぞスローライフ。チェンマイのおすすめの過ごし方
- 第4話:ついに!憧れのランタン祭り
- 第5話:ついに南米へ!
- 第6話:のんびり野生の王国ガラパゴス諸島
- 第7話:細長〜い国に魅力がギュッと詰まったチリ
こんにちは、みほです。
私は今ボリビアのウユニという街にいます。(2019年2月6日)
そう、「ウユニ塩湖」のウユニです。
ウユニ塩湖で鏡張りを見ることは今回の旅のメインイベントの一つです。
滞在3日目、残念ながら天気に恵まれず、なかなか期待していた鏡張りをみることができず…。
「天気と運次第」と言い聞かせながらも、絶対にウユニ塩湖で星空が見たい!と意気込んでいます。
1カ国目は、南米じゃなくて…

さて時は遡り、2018年11月15日。
私たちは、日本を出発しました。
1カ国目は、タイです。
え、タイ? 南米でなくて?タイ?
と思われた方いますよね。
はい、そうなんです。
私達はタイから旅をスタートしました。
なぜタイ?

▲夕暮れ時に野外エアロビに汗を流す人たち。
爆音の音楽+インストラクターのおじいさんが正面で軽快なステップを踏みながら皆をリード。開催曜日が決まっていて、自由に参加できるようです。
南米の前にタイへ行くことにした経緯はこんな感じです。
- 南米に行くにはどこかで経由が必要
- 妹(たかぎ)と1週間後にペルーで合流するので、ちょっと時間がある
↓
- 夫のアドバイス「最初から南米旅は、けっこうハード。アジアでゆっくりして旅モードに入ってから南米に飛ぼう」
↓
- アジアなら、前からタイ行ってみたかったんだよなぁ
- 夫は過去5回ほどタイを旅していて、タイ大好き
- ちょうどチェンマイで「ランタン祭り」が開催されることが判明!
これはタイに導かれている、と即決。
タイでの滞在期間
- 11月15日〜18日 バンコク
- 11月18日〜22日 チェンマイ
いま振り返っても、最初にタイで1週間過ごしたことは良かったなと思います。
まずはバンコク編から振り返ります。
チャオプラヤー川で観光スポット巡り

2018年11月15日19時、バンコクに降り立ちました。
バンコクは、熱気がすごい!
ビル群、密集した住宅、車、バイク、バス、そして人、人。
東京で生活していた私にとっても、圧倒される規模感です。
翌日は、丸一日バンコクのメジャー観光スポットを一通り巡りました。
バンコクの中心を流れるチャオプラヤー川を運行する観光客向けフェリーがとても便利かつ楽しかったです。
バンコクは歴史ある史跡が川沿いに多く存在していので、停留所で乗り降りしながら、観光ができます。
街なかの渋滞や人混みが回避できて、ゆったりと移動できる船の旅は涼しく快適、船上から景色を眺めているだけでも楽しめます。
有名な仏教寺院やバックパッカーの聖地・カオサン通りを訪ねたりしました。

タイの人たちは、主に「サワディカー(こんにちは)」「コップンカー(ありがとう)」を言う時に自然にこの仕草をします。
それがとても柔らかい空気感を生み出すので、「微笑みの国タイ」と呼ばれるのも納得です。
私も観光は好きですが、
現地の人たちの暮らしを観察して、あれこれ考えるのが好きなんだ
と今回の旅を通して気づきました。
ということで、自分が考えたこと・感じたことを綴っていきます。
このブログのテーマ「30代の生き方・働き方」にも合っているかなと勝手に思ったりもしています。
成長し続ける街で生きる人たち

ホステルのロビー兼朝食スペース。建物全体の天井が高く、開放的。
ちなみに、個室・バスルーム共用で一泊約3,500円ほどでした。
ホステルで出会った2人の女性
まず、バンコク市内のホステルで出会った印象的な2人についてお話しします。
一人目はホステルのオーナー。
私と同世代の女性。とてもチャーミングで、タイ語・中国語・英語を流暢に操り、テキパキと仕事をこなす姿が印象的でした。
古い建物を改装し、オープンしてから約半年。
オーナーの彼女がきれい好きということもあって、とても清潔。
デザインにも凝っていて、とにかくおしゃれ!
オリジナルのロゴも作ってありました。
彼女はまさに、若き起業家。
バンコク市内に15部屋(ドミトリー含む)ほどのホステルを持てる資金力、経営力があるってすごい。前職やホステルを開業した経緯を聞いてみたらよかった。
日本が好きで、1年に何回も東京や大阪に行くと言っていました。何度も行っているから特に観光もせずにショッピングしたり、美味しいものを食べたりするとのこと。
宿の経営者って、24時間365日が仕事で大変そうだなと思っていましたが、こんなに軽やかにこなせてしまう人もいるのかと新たな発見でした。
二人目はホステルで働くスタッフ
おそらく20代前半の女性。ホステルの清掃や朝食づくりを担当していました。
英語はまだあまり話せないようで、言葉は少ないものの、いつも笑顔で接してくれました。
彼女は朝7時頃から夜8時頃までホステルにいます。
することがない時はスマホをいじっていたり、オーナーの女性や他のスタッフとおしゃべりしたりして過ごしているようでした。
私の勝手な考えですが、オーナーの女性との対比が印象的でした。
彼女はこれから先もずっとこのホステルで清掃したり朝食を作ったりする毎日なのかな。
お給料はどのくらいなんだろう。もっと良い仕事につけるのかな。
オーナーの女性のように海外へ旅行に行く機会が持てるのかな。
でも本人は楽しそうに過ごしているし、それはそれで幸せな生活なのかもしれない。
明るい未来を、信じている空気

私達が到着する約1週間前に、チャオプラヤー川に新しいショッピングモールがオープンしていました。
その名もICONSIAM(アイコンサイアム)。
バンコクでも大きな話題のようで、ホステルのオーナーにも「ぜひ行ってみて!私も早く行きたい」と言われていました。

ICONSIAMの水上マーケットをイメージしたエリア。テーマパークのような雰囲気
モールは巨大で、前半部分は外国人観光客向けにタイの伝統的な水上マーケットをイメージした作り。
後半部分は高級ブランドからファストファッションやコスメショップなどなど、たくさんのテナントが入ったショッピングゾーン。
そして、目玉はタイ第一号のAPPLE STORE。とても賑わっていました。

一番目立つ真正面に、APPLE STORE
私達が行ったのは金曜日の夜。観光客だけでなく学校帰りの学生たち、仕事帰りの人たち、家族連れで賑わっていました。
みんな笑顔で楽しそう。
このモールでショッピングを楽しめるのは比較的裕福な層の人達だと思います。なんとなく余裕を感じました。
チャオプラヤー川に面したテラスではバンコクの夜景も見えます。
建設中のビルもたくさん。夜風に吹かれながら、開放感とエネルギーを感じました。
これから先、バンコクという街、タイという国は成長、拡大し続けるのでしょう。
残念ながら、タイも国内格差は大きく、全員がその恩恵を受けられることを約束されているわけではないと思います。
それでも、この先の明るい未来を人々が信じている
そんな空気を感じました。
同時に、日本が超高齢化社会でこれから先は縮小せざるを得ない
そういうことに、私は閉塞感を感じていたんだなと気づいた夜でもありました。

ガジェット好きな夫の趣味も兼ねてコンピューターやスマートフォン関係に特化したモールにも行きました。ここでタコ足配線用のプラグを100円ほどで購入。旅の間ずっと活躍。
そんな大都会バンコクでの2日間は、「旅の始まりはスローに」と相反するような感じもしますが…
東京での日常から離れて私は心身ともにリラックスし始めていました。
さて、バンコクをあとにして、
続いてタイ北部の街、チェンマイへ旅立ちました。
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