こんにちは。たかぎです。
ライフ・シフトは、「ワーク・シフト」で有名なリンダ・グラットン先生の本です。
最近、Youtuberが「ライフ・シフト読もう!」と言っていて気になりました。
しかし分厚いんです、この本…。
読みたいけど、ゆっくり読んでる時間はない…。
そこで、わたしは漫画でサクッと読みました。
ということで、たかぎがあなたの代わりにライフ・シフトの大枠と要点をまとめます!
漠然と人生不安だなーと思ってる方、私も不安です。
だから一緒に勉強しましょう。読書して人生の選択肢を広げましょう。
ではでは始めます。
「ライフ・シフト」とは
リンダ先生が言ってることを一言でまとめると、
これまでの3ステージの人生から、マルチステージへ変化する
ということ。
3ステージの人生とは、
教育、仕事、引退(老後生活)の3ステージを生きる人生をいいます。22歳頃まで教育を受け、65歳までバリバリ働き、その後は引退し、余生を楽しむ。日本人の典型的なパターンですね。
でも、これからは3ステージの人生ではなく、マルチステージの人生に変わっていくというわけです。
※マルチステージについては、後半にイラストで説明します。
現実に、人生100年時代がくる。
どうして今までの生き方から、マルチステージに変化する必要があるのか?
単純に、寿命が伸びるからです。
現在の全世代平均寿命は、女性は87歳(世界2位)、男性は81歳(3位)。
正確に言えば、この数字は不完全で
医療技術の進歩などによる寿命の伸びを反映してないのですが…
ざっくりと、
2007年生まれの子どもの約50%が、
日本では107歳まで生きるそうです。
つまり今10歳とか12歳の子って、107歳くらいまで生きるとか。
な、長くない…??
わたし今31だから、「あと69年は生きる前提でいるんだぞ」
ってことですね。
う〜ん。長いな…。
よって今50歳未満の日本人は、100年は生きるつもりでいた方がいい
と著者たちは言います。
100年過ごす、マルチステージとは
100年以上生きる時代を過ごす、ということは
これまでの3ステージ制の人生における「仕事」が、マルチステージに変わります。

新しい3つのステージ
新しく追加された3つのステージを説明しますと、
- エクスプローラー …人生の意味を探す期間。(旅、留学、インターン等)
- インディペンデント・プロデューサー …組織に雇われずに、自分で仕事を生み出す「個人事業主」的な期間。(起業も含まれるけど、お金を稼ぐことより経験重視な考え方)
- ポートフォリオ・ワーカー …仕事+副業的に、組織で働きながら経験や知識を磨く時期。(例えば、将来エンジニアになりたいから、休日はNPOのプログラミングを手伝う、とか)
面白いなーと思ったのは、
人生100年時代は、年齢とステージは必ずしも一致せず、
どのステージも、行ったり来たりしてもいい
ということ。
70歳のエクスプローラーがいたっていい訳ですよね。
お金だけが資産じゃない。3つの無形資産とは??
さらに、
マルチステージを生きるためには、お金だけじゃなく3つの無形資産が大切だと著者たちはいってます。
- 生産性資産 …主に仕事に役立つ知識やスキル
- 活力資産 …健康や良好な家族、友人関係
- 変身資産 …変化に応じて自分をかけていく力
もちろん、現金や金融商品、マイホームなど「有形資産」が大切なのは言うまでもないけれど。
でも、どうしてお金を稼ぐのか?
私たちは紙切れが欲しいんじゃなくて、お金を使ったその先に得られる喜びや幸福を求めているからですよね。
そのためには、
有形資産、無形資産
どちらも作っていく必要があるというわけです。
まとめ
人生100年って言われたら、
「え、長くてしんど…」
って思いませんか。私は正直、そう思いました。
ですが、
ライフ・シフト漫画版に登場する「鈴木さん」が良いこと言うんです。
人生100年だぞ
何かを始めるのに遅いなんてことはないじゃないか
それこそ何度自分を変えたっていいんだよ!
まんがでわかるライフ・シフト
・・・
鈴木さんの言葉に泣いた…。
長寿化する日本で、どう生きていくか?
日本人のための新しい生き方、働き方のヒントをくれる本です。
漫画はサクッと読めて分かりやすいですよ。
いや、読んで気持ちが楽になりました。私にはあと69年あるからw
原作も読もうと思います。
[…] 「ライフ・シフト」を図解。人生100年なら、何度だって自分を変えられる […]