
会社を辞め、夫婦二人で南米へ旅だった「みほ」の不定期連載コラム。ペルー、チリ、ボリビア等の旅情報をのんびり綴ってます。旅行に行った気分で楽しんでください。
INDEX
- 第1話:どうして、いきなり南米へ?
- 第2話:旅のはじまりはスローに
- 第3話:これぞスローライフ。チェンマイのおすすめの過ごし方
- 第4話:ついに!憧れのランタン祭り
- 第5話:ついに南米へ!
- 第6話:のんびり野生の王国ガラパゴス諸島
- 第7話:細長〜い国に魅力がギュッと詰まったチリ
こんにちは、みほです。
今日は2019年2月13日。私はペルーのクスコにいます。
こちらのブログではまだ2018年11月、タイにいる私です。
どうぞ気長にお付き合いいただけると嬉しいです。
今日は、チェンマイの旅のクライマックスと同時に南米の旅の幕開けでもある「ランタン祭り」の様子をお届けします。
目次
水の女神に祈りを捧げるお祭り

「ランタン祭り」というのは正式な名称ではなく、タイ全土で毎年11月頃に開催される「ロイクラトン」というお祭りの中で行われるイベントの一つです。ロイクラトン祭りは農業の収穫に感謝して、水の女神に祈りを捧げるためのお祭りで、灯籠(クラトン)を川に流すそうです。
チェンマイでは「イーペン祭り」と呼ばれ、3日間にわたって開催され、寺院が飾り付けされたり、パレードが練り歩いたり、と街全体が美しく彩られます。このお祭りの期間中に、天上への仏様への感謝を捧げるためランタン(コムローイ)を空に放つのです。
ランタンの打ち上げに参加するには?

本来はこの行事は僧侶による読経や瞑想の時間があり、非常に宗教色の強いものだそうです。
たくさんのランタンを一斉に打ち上げるのは観光客向けイベントとのことで、参加するには前売りチケットを入手しないといけないとのこと。
私たちは「イーペン・ランナー・インターナショナル」というイベントのチケットを10月末ころインターネットで申し込みました。
会場は、チェンマイ中心部からバスで約1時間ほどの場所にある大学。野外の広ーい敷地が会場です。
ランタンの打ち上げまでに2時間ほどあり、屋台で食事をしたり、クラトン(灯籠)を川に流したり、ステージでは伝統舞踊や僧侶による読経などが行われていました。
ついに、打ち上げ
そして、20:30過ぎ。ついにランタン打ち上げの時間。
司会者のカウントダウンに合わせて一斉にランタンを空に放ちます。
手を離すとふわふわーっと浮かんでいくランタン。数千のランタンが真っ暗な夜空に昇っていく光景は本当に圧巻でした。
旅のはじまり

ランタンを見上げる私
ちなみに、ランタンはひとり2つ配布されます。
想像以上に大きくて、打ち上げるには2人がかりでもなかなか大変。周囲にいる人たちと4、5人で協力して打ち上げたのも楽しかったです。
ランタンの打ち上げ自体は20分ほどで終了でしたが、空に浮かぶランタンを見ていると、時間の流れが分からなくなるような不思議な感覚でした。
私にとってはチェンマイの旅のクライマックスであると同時に南米の旅の幕開けでもあり、いよいよ旅が始まるというワクワクした気持ちと緊張する気持ちが入り混じっていました。
おまけ

川を流れていくクラトン
チェンマイの中心部に戻ってくると、たくさんのランタンが夜空に舞っています。
どうやら、街中で売っているランタンを買って自由に打ち上げできるとか。
なので、正式なイベントに参加できなくても、街中でもお祭りの雰囲気は味わえると思います!
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