こんにちは、たかぎしおりです。
私は3年前から有機農業のNPOで仕事しています。
(あ、あと自家用の野菜づくりも5年くらいやってます)
んで、手書きのフリーペーパーの発行をしてます。
先日「ネオニコチノイド」という農薬にかんする記事を書いたら、思いのほか反響があったんです。そこで20代〜30代の読者が多いこのブログでも紹介したくて、図解でまとめますね。
しかし、農家でも科学者でもない私。先だって注意点を書いとくと…….
- 「オーガニックとかBioのモノを食べよう!」ってゴリ押す気はない
- 好きなモノ食ってください
- ベラベラ語れる知識もない(農薬の使用量とかぶっちゃけ分からん)
- ただ日本の農業事情は意外とヘビーってこと知っとこ
「食べるもの」を他人に押し付けられるって、相当ヤですよね……。やたら健康思考もうっとうしい。
とはいえ、仕事ってカラダが命だし。(体壊したら収入ゼロになる……)
筋トレとか瞑想、食事で体を整えることが日々のパフォーマンスにつながるよね!って認識も世間一般に広まってきました。
そこで食いしん坊で、農業歴5年の私がヘルシーで役立つ情報を提供していきます。
参考「ネオニコチノイド系農薬問題」アクトビヨンドトラスト
目次
ネオニコチノイドっていうのは殺虫剤

聞きなれない言葉かもしれませんが、「ネオニコチノイド」とは90年代半ばから普及した殺虫剤です。略して「ネオニコ」(この呼び名はちょっとかわいい……)
農地や林などで「害虫駆除剤」としてまかれ、現在ではフルーツや小麦、キャノーラ、ぶどう、野菜など花を咲かせる農産物の栽培に広く使用されてます。
「航空散布」って覚えてる?
地方出身の人は「航空散布」って覚えてませんか??
分かった方、そうアレです。
やたら米を作る田舎に生まれ、90年代に小学生だった私は、「航空散布」がガンガン行われてる光景を見て育ちました。
(「ゼッタイ外に出ちゃダメだよ!!」と大人に注意されたけど、そう言われると見てしまうもんですよね〜)
ネオニコチノイドの使用場面は農林業関係にとどまらず、ペットのノミ取りやシロアリ対策などにも使われています。万能だな。
こうして体内に入ってくる
- 日本は米の産地(消費量減ってるけど)→田畑にネオニコがまかれる
- ネオニコは浸透性が高いので、稲の根っこからジワジワと染みる
- 収穫されて出荷
- スーパーにならぶ
- 買う
- 食らう =カラダに入る
うんうんシンプルな流れですね。
……
われわれは、農薬をふんだんにブッかけた物を食べて生きてるんですな。
世界は「やめよう」って動き
結論からいえばEUや北米では「ネオニコやべーから使うのやめよう」って流れです。
- ネオニコ系農薬の使用を禁止
- 危険性を警告するラベル表示の義務化
- 自治体や政府レベルで規制をスタート
一方の日本は?というと、特に規制はないそうです。むしろ規制緩和してまだまだ使用されてる現状です。アメリカも動き出してるんだな〜…….。
EUも人体への影響を懸念
「ま〜でも多少は農薬もいるじゃん?」って思う人もいるはず。わかる。だって安い方がいいもの…..。
ただ、ヒトへの影響もゼロじゃないらしいよ?ってことを頭の片すみに置いときましょう。
その根拠は、EUがネオニコチノイドがヒトの神経発達と関連する可能性を公式発表してること。
断定できるまでには至ってないけれど「人体に影響があるかもしれないから使わないようにしよ」って潮流になってます。
毎日のいい仕事には、いいカラダ
年を重ねるごとに「”美しい仕事”がしたい」「もっと”いい仕事”がしたい」って思うようになりました。
2017年にフリーになり、まずやったのは生活を整えること。
断捨離、掃除、ランニング、筋トレ、ダイエット、などなど。
そんな「生活を整える方法」を色々試して、中でも「食事の改善」は大切でした。
よく「半年前に食べたもので今のあなたができている」と言うけど、食事で体型も変われば食事1つでメンタルも左右されたりする。「食べたもので今のパフォーマンスが決まる」と言っても過言じゃない…..。
「今より豊かな暮らしがしたい」「稼ぎたい」とか、やりたいことを実現する基本はやっぱカラダなんだなと。
は〜健康トークになってしまいました。でも生涯現役で楽しみたいから……カラダは基本ですね〜。