約1ヶ月のお仕事を終えて栃木に帰ってきました。たかぎです。
13人の外国人と1ヶ月仕事する。私の役割は、ロジスティクス。具体的にはドライバーや備品管理、簡単な通訳など。
「今年1番のチャレンジ!」と鼻息あらく出発したわけですが、しょっぱなから英語力の低さで撃沈。パワフルなメンバーに圧倒され、とにかくヘコむ毎日。結果として自分の弱さを再認識して帰ってきました…….。
がしかし、そんな状態でも「よし、次は海外ノマド生活だ」と息巻いてます。
今日はこの1ヶ月をふりかえり、これからの生活について書いてこうと思います。
目次
海外の人と働くことは、ノーリスクだった

そう、リスクはないから早くやればよかったんです。
仕事の初日、私はとてもビビってました。胃ははりさけそうでした。
- 英語を使って仕事なんて、背伸びしすぎたかな
- 帰りたい……。でも来ちゃった〜
- 言いたいことが伝わらなかったら、どうしよう?
- 相手が何言ってるか分からなかったら、どうしよう?
- 仕事できない人だと思われたらやだな
逆に考えれば、
教科書通りの文法を丸暗記して使えば、間違いはない。
分からないなら聞き返せばいい。
相手の評価が気になったら、とにかく役割に集中。余計なことを考えすぎない。
そんな基本的なことを守っていれば、なんとかなりました。(たぶん)
何より、すばらしく心の広いメンバーに囲まれたので。多少のミスも笑って流してくれました。マジで一度も「ホァ!?」みたいな冷たい態度や「その英語まちがってるで」なんて指摘も全くありません。本当に優しい…..。その優しさにまたへこむ……。
※補足…….私が外部のフリーランスで重大任務を背負っていない、という事情もあります。しかもフィールドが日本で、行ったことがある福島県で、日本人スタッフが丁寧にフォローしてくれた。そのおかげでなんとかなりました。
いずれにせよ、
「海外で働きたいけど、英語が心配」なら
「早くやってみろ。リスクないから」
でした。
気はココロ
英語を話す人は世界に17億人。日本を話す人は1億人。
単純に、英語が分かればチャンスが17倍、とも言える……。
でも、「言葉に頼りすぎてもいけないな」と思うできごともありました。
韓国の女性スタッフと、福島の人が震災当時の話をしてたとき。
福島の人が日本語でエピソードを語っていると、韓国の女性は「ウンウン」と熱心にうなづいて聞きます。そして単語で会話してました。「庭」とか「家族」、「梅」とか。
分からない時は「例えば」「こんな感じ」と補足しあいながら、とにかく理解し合あおうとしています。そして分かるとお互い嬉しそう。最終的には、涙を流して抱き合っていました。福島の方が「福島に来てくれてありがとう」、韓国の方が「話してくれてありがとう」と言葉をかけあって。
「こんな風に気持ちを伝えることができるんだ」と、私はその様子を見ていました。
日本人スタッフの人(この人は英語ペラペラペラ)が、「英語全然ダメなんです」という私に繰り返し言ってくれた「気はココロよ!」て言葉が頭に残っています。
海外で働くことも、きっとノーリスク

英語だめ。特段のスキルなし。人間としても割と…..。
こんな状態でも「次は海外ノマドだ」と決心しています。
小学生レベルの英語力で参加した今回の仕事。たくさん失敗したし、助けられてばかりだった。でも仕事は完了した。
おや……?これは「なんとかなった」と言っていいのかも……?
じゃあ試しにパソコン持って、海外いってみる??
そんなことをぼんやり考えてます。
完全なノーリスクはありえなず、事故やトラブルにあう可能性もある。でもそれを言ってたら何も始まらないので。ちょうど日本は冬ですし、私の苦手な季節に突入しました。9〜10月までよく働いたし。少しのんびりする時間があってもいいはずです。
最初はチェンマイ
そこで、かねてから行きたかったタイ(チェンマイ)に、1月から行ってきます。片道のフライトが1万ちょいで買えます。安い。1ヶ月単位で契約できるアパートもあるので、そちらを利用したいと思っています。高くても月4〜5万。安い。そして日本より暖かいはず。すばらしい。
1ヶ月じゃ変わらない。でも変わる「きっかけ」になる

当たり前だけど、1ヶ月じゃ人は変わらない。ものすごい成果もない。
でも、変わる「きっかけ」はもらった。あとは自分がそのチャンスを生かすよう、行動するか、しないか。
今回のお仕事でも自分を変えるきっかけをもらいました。お声かけいただいて、本当に嬉しかった。1ミリでも役に立ててたらいいな……と淡く思いつつ、次のタイ行きに向けて、準備を進めてこうと思います。

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