30代からイラストレーターになるためにやったこと >>> 動画に飛びます
こんにちは、しおりです。
たかぎ
大丈夫、ここにサンプルがいますよ。
目次
収入の内訳
現在のイラストの収入はこんな感じです。
- 継続のお仕事 18万(広報誌、フリーペーパー作成)
- 新規のお仕事 6.2万 (カット)
- 合計24.2万(年間)
月2万くらいの計算になります。つまり副業レベル。
イラストの仕事だけでは生活費は賄えないけど、なんとも充実した気持ちです。
どんな絵でお代をいただいてるのか?
たとえば
農業団体のフリーペーパー

- 有機食品のメリットやおもしろさを伝えるのが役割
- これでもか!と詰め込むスタイル
他には、
幼稚園児のカット

これ見てわかる通り、そんなにうまくないんですよね。控えめに言ってヘタくそ。人様にお見せすると皆さん「へ〜…」と、絶妙な表情をします。でもこれでメシを食ってます。
よかったらポートフォリオもご覧ください。
30代でイラストレーター:初動 (2018)
では、具体的にやったことを紹介していきます。
- とりあえず名刺を作った(営業)
- とりあえず描きまくった(受注)
とりあえず名刺を作った(営業)
恥ずかしい話ですが、ずっと名乗れずに生きてきました。そして30年経ってた…。「お金をもらうスキルじゃない」とか何とか言って。
でも、あるとき友人に「早くお金をもらって絵を描く経験をしなさい」と言われたことがきっかけで、目が覚めました。
わたし
当たり前ええええeee( ˙꒳˙ )
だから、まず名刺を作りました。
そして、会う人会う人に手渡しました。こん時はもう背水の陣というか、心頭を滅却して恥ずかしさは封じ込めて配ってました。じゃなきゃ始まらいので…。
とりあえず描きまくった(受注)
そして徐々に小さなカットのお仕事を頂けるようになりました。
まず知人や友人から。つまり身近な人たちがクライアントでした。その時のエピソードや工夫を紹介します。
受注例① 職場の人からの受注
当時のアルバイト先がデザイン会社と農業団体だったので、製作物を作るチャンスが多かったんですよね。
そこで作れる物は、片っ端からやらせてもらいました。さらに、自主的に「あったらいいと思う物」を勝手に作ったり…。ソレがのちに仕事になったという。
例えば、
- イベント用のPOPがヨレヨレ→新しく手書きする
- マンネリ化した広報誌→魂をこめたフリーペーパーに
- 打ち合わせでさりげなく図解を入れる
- 伝言メモにさりげなく可愛いラクガキを入れる
ちょっとあざといのかな?
しかしこんな地味な努力を続けた結果、お仕事になりました。
地味にがんばってよかった…!
受注例② 知人からの受注
知人、そのまた知人からも注文を頂くようになりました。ありがたや。
- 商品パッケージ
- キャラクター作成
- 報告書のカット
- webサイトのカット
などなど。
一度きりのお仕事も多いのですが、とにかくまず量をこなすとレベルが上がります。少しずつ!
恥の歴史(失敗)

ここからは失敗のエピソードです。
これは恥ずかしくて今まで人に言えなかったけど誰かの参考になればと思い、当時のエピソードをふりかえってみます。ひー(´罒`)
ヘタクソすぎてお客さんに叱られる
初めて頂いた、ロゴ制作のお仕事でクライアントを怒らせました。
怒らせた理由は、
- お客さんの要望をろくに聞けない
- 値上げ交渉した
…まぁ…目先の利益を優先した私に、お客さんがあきれ果てたんです。
お金に目が眩んではいけませんね…( ˙꒳˙ )
全力でやっても9割ボツ
一方で、本気で描いても「これは使えない」とボツになったことも沢山あります。
- お客さんに気に入ってもらえない
- すると継続のお仕事になりづらい
前回の反省を生かして、お客さんとの打ち合わせや要望を必死にメモして、何案も出したけど、ほぼ全滅。一案だけは採用され、なんとか納品できたけど「相手が気に入ってくれないと仕事にならないんだな」っていう学びをもらいました。
圧倒的不足要素
失敗する過程で、自分に欠けてるものが見えてきました。
ソレは、クライアントに尽くすマインド。
腕のいいイラストレーターがたくさんいるのに、自分を選んでくれた相手に、私は自分ができることを全部やろう!ってマインドより、相手が何をくれるかな?ってことに目がいってました(クズ)
クライアントに圧倒的に奉仕するのは当然。
でも当時の自分は全く分かってませんでした。
だから今はとにかくGIVEする精神でいます。当たり前のことなんでしょうが社会人6年目くらいにして学びました。
道具の歴史

一応、道具についても紹介させてください。
3つの時代があります。
- 「コピー用紙と窓」の時代
- トレース台の導入で夜も描ける!
- ipadで世界のどこでも絵が描ける
「コピー用紙と窓」の時代
なんかおシャレなタイトルですが笑
初期は、コピーの紙を窓にテープで貼ってました。透けて見やすいんですよね。

トレース台の導入で夜も描ける!
イラストのお仕事がちょっと増えまた頃、夜も制作する必要に迫られました。ところが、夜は窓ガラスが使えないんです!真っ暗だから…。
だから思い切って(てほどでもないけど)トレース台を買いました。
確か1600円くらい。
これがもう…
わたし
て、感動しました。
なんでもっと早く買わなかったのかな…?
ipadで、世界のどこでも絵が描ける
イラストをお仕事にしてから1年後、2019年2月に念願のiPadを購入しました。
デジタルで描けるようになりたい…!!
そう決心して、約17枚の諭吉とお別れ。1年ローンで買いました(一括はムリ)。
iPadを手に入れてから、イラストを描く量は増えました。確実に。
ipadは、とにかくイラスト制作がしやすいのです。
- ペンの反応がいいからストレス少ない
- 手書き感のあるフィルターでさらに快適
- 優秀なアプリもある(しかも安価)
- 画像のシェアもしやすい
- 相対的に仕事のスピードUP
本当に
もっと早くipad買っておけばよかった…
ipadさえあれば海外にいながらもイラスト描けます。幸…。
とはいえ、道具はなんでもいいと思います!使いやすければ。
紙とペンがあればOK。
まとめ30代でも遅くない

28才くらい。悶々としてた
32才、かつ特別イラストがうまくもない私でも月2万は稼げるようになったので、みなさんも不可能ではないと思います。
私のイラストレーター人生は、身近な人の需要に応えることで始まりました。
最初はコピー用紙とボールペン、窓を駆使して描きました。ヘタクソすぎてお客さんにお説教をもらい、星の数ほどボツをくらいながら、なんとか今も続いてます。
だから、なんでもいいんで動いてみてください。もし今ちょっとでもイラストを描いてるなら、それはきっとあなたに「絵を描いてほしい人」がいるからだと思うんです( ‘-‘ )ง「続けていたら、いいことあるかも」くらいの気楽さでやめないで欲しいな…。
この中で「やってみようかな」と思うことが一つでもあれば嬉しいです。ぜひトライしてみてください。
今日もありがとうございます。