わたしは自分が育った場所を、なかなか好きになる事ができませんでした。
だから
「オレ / わたし、地元が好き」
って人と話すと、しんどくなる。
地元を好きになれない自分がダメなやつに思えてなりません。
目次
どのくらい嫌いかというと…
どれほど地元が苦手かというと…
土地をまるごと吹き飛ばす夢
を見るほど嫌いでした
( ᐢ˙꒳˙ᐢ ) チュドーン
夢の中で嬉々として町の破壊活動に勤しんでいました…。実際にはそんなことできませんけどね!
でも、それくらいずっと馴染むことができない環境でした。
全部、この土地のせいだ
小・中学校のときにいじめにあったり、土地柄(なんか湿っぽい気質の地域なんです)が好きになれず、着々と土地への恨みを募らせていきます(笑
勉強もできない、スポーツも苦手だ。
同級生と仲良くできない。
それは全てこの土地のせいだ…
とにかく卒業式が待ち遠しくて
「早く学校終わらないかなあ」
とか
「ここではないどこかへ抜け出したい…」と考えてました。
完全に中二病…( ᐢ˙꒳˙ᐢ )
離れることで、人生が拓けた。

そんなねじれてまくっていた感情(笑)は、上京と共に薄れていきます。
って言うのも、海外にいく楽しさを教えてもらったからです。
- アルバイトや自分の貯金を使って、よく調べれば、どこにでも行ける。
- 「地元がきらい」なら、自分が出て行けばいい。
- 広い世界を見る喜びは、何にも代えがたい
書き出してみると、自分も人並みに青春してたのだな…( ˘ω˘ ) ス…と思います。
「嫌いって感情は、よくないもの」と思ってたけど、意外と使えるものでした。
「きらい」が、自分が望む環境を手に入れるエネルギー源になり、おのれの世界を広げるきっかけになったんですね。
何かをきらいなままでも、幸せになってもいい
「地元が嫌いでしかたない」って人は、無理に好きにならなくてもいいと思う。
どうしても嫌なとき、きらいなものから距離をとってみる。
わたしは上京したての頃、家も学校も友だちも環境がすべて変わったことが、とにかく新鮮で。毎日が冒険で、ワクワクしていました。
その時、長年思い続けてきた「こんな町は消えてなくなればいい」って感情から、やっと解放された気がしたんです。完全に、ではないけど。
だから苦手なものと一旦距離を取るのは、かなりいい方法かと思うんです。
嫌いなままでいいから、今は自分が好きだと思う方にのめり込んじゃってみましょう。
そうしていろんな世界を見るうちに、
わたしたちは自分なりの幸せにたどり着くんだと思います。