
漫画家の「わたなべぽんさん」の作品を愛しています。心から。気づけば、
たかぎ
今日は「ぽんさん」の数ある作品の中から、わたしの人生を片付けてくれた3冊を紹介します〜!
目次
わたなベぽんさんの魅力とは?
「過去を見つめ直す力」だと思います。
一見すると、ネガティブに見える経験も「だから今がある」と前向きに捉えているところがいつも素敵なんですよね。たとえば、
- 片付けが苦手 → 物で弱さを補おうとする自分を認めた
- ダイエットでリバウンドを繰り返す → 生活習慣や思考から見直す
- 家族との辛い経験 → 工夫をし、少しずつ乗り越えていく
作品を追うごとに、ぽんさん自身が人生に向き合い、前進しているのを感じます。だからこちらもエネルギーをもらうんですね。
漫画が人生を変えてくれた
大きな変化が3つありました。
- 部屋が片付いた
- 10kg痩せた
- トラウマの捉え方が変わった
変化① 部屋が片付いた
わたしも物が捨てられないタイプです。
だから片付けでくじけそうになった時、本作でエネルギー補充しました(笑
「”持ってるだけで安心するもの”であふれ返っているこの部屋は、まるでダメな自分を守るための鎧のように思えたのでした」
この一言はドスッと刺さりました。
この本を手に取った当時は、広い古民家に住んでおりました。
広いと、物を増やせるんですね。家具、家電、生活雑貨…….。いくらでも受け入れられるスペースがあるので、ガンガン増えました。
今思えば、そうして「安心」を補強してたんですよね。
でも、限界が訪れます。
そして、ぽんさんに習って物を減らすうちに「物がなくても死なない」と気づきます。
そしたら「無意味にモノを増やすの、やーめた」と思えたんですね。
古民家に住んでいた時の記録はこちら。トラック10台分くらい捨てました。
>>> わたしの古民家暮らし全録【5年間】学んだこと・感想など
変化② 10kg痩せた
かつて、ぽんさんは体重95kgでした。身長も高い方なのですが、なかなかのサイズであります。(すみません)
どうしたら痩せられるか?検討した結果、あることに気づきます。
「スリム美人は生活そのものが美人で、
おデブはおデブらしい生活をしてる」
なかなかに鋭いお言葉…!!
でもここからが、さらに興味深いのです。
「スリム美人と同じ生活をすれば、私も自動的にスリム美人になれるのでは?!」
そ、そうか…!?
この一文には、膝を打って納得しました。
この発見からぽんさんは、すべての行動基準を「これはスリムな人っぽいか?」に変換。結果、30kgの減量に成功します。しゅごい…。
この「スリムな人に近づく作戦」は理にかなってるな〜と思います。
意識的にスリムな人に近づくと、スリムな人の生活習慣が自分にインストールされます。だから自ずと、自分もスリムな人になるんですね。
おデブなたかぎが気になったからはこちらもどうぞ…
>>> 【10kgやせた】肥満だったけどダイエット成功。やったことは1つだ。
変化③ トラウマの捉え方が変わった
最後の一冊は、トラウマに対する捉え方を変えてくれた一冊です。
この本はハンカチなしには読めません。(服のそでとかでもいいけど)
一番、心に残ったのは
「つらかったことまで、他人と比較しなくていい」
この一言でした。
そこまではスラスラ読み進めてたのですが、このページで涙が溢れて、うずくまってしまいました。
昔働いてた、職場を思い出したんですよね。
当時の自分は、うつ三歩手前でした。でも「周りのみんなもがんばってる。自分だけ辞めるわけにはいかない」と、無茶をします。結果、退職することに。
この体験が自分の中ではトラウマでして、長年引きずってました。
でも、ぽんさんの漫画で「つらかったことまで周りと比べなくていいよ」と、そっと声をかけてもらった気がして……。
あ……また鼻がツーンとしてきた……
ただ辛かった記憶として苦しみ続けるより、
「あの経験があったから今がある」と、考えてみようかな。
そんな風に、少し前向きに考えられるようになりました。これは、大きな一歩でした。
こんな記事が書けたのも、ぽんさんのおかげだな〜と思ってます。
>>> NPO業界つらくて逃げ出したけど、おかげさまで元気に暮らしてます
漫画が変わるきっかけをくれる
よく考えたら、ぽんさんに人生の棚卸しをしてもらった感じなんです。
なにせ、家と脂肪とトラウマが片付いてるので(笑
ぽんさんの新作が出るたびに「次はどんな変化をしてるんだろう?」
彼女の進化が気になります。
と同時に、「わたしも一緒に変わりたい…!」
ポジティブなパワーをもらいます。
漫画から人生のヒントをえることっていっぱいありますね。
そんな感覚が、みなさんにも伝わったら嬉しいです。
(ぽんさんは女性の読者からの支持が厚いけど、男性もきっと楽しめると思いますよ〜)
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