ずっとずっと欲しくてたまらなかった物を買いました。Apple Watchです。ランニングとかヨガの運動記録をしたくて。いつもなら、
有頂天
テンションは最高潮に盛り上がってるはず。
でも購入から一夜、なんだかモヤモヤするのです。
「これ、本当に必要か……?
なくても生きていけるよな……」
それは購入前によく考えれば分かるだろうに(汗)
「便利だから欲しい」と思って買ったのに、フツフツと疑問が浮かぶのです。
目次
Appleには人生を変えてもらった
Apple製品との付き合いは、かれこれ13年になります。
使用しているのはこちら。
- Mac Book Pro
- iPad Pro
- iPhone 6s
- Apple Watch(←NEW)
敬虔なApple信者ですね。
振り返れば、Appleに人生を変えてもらいました。
初めてMacBookを手にしたのは学生時代。
まだ白かったMacは分厚く、重く、持ち運びに苦労した(笑)それでも自分専用のノートパソコンを手に入れて、嬉しくて仕方なかった。
はっきり認識したわけじゃないけど「これから人生が大きく変わる」のを画面を見つめながらヒシヒシ感じた。
時が流れ、気づけばMacで仕事をしている。なんとかデザインで飯を食べることができている。
そして、iPadの登場で変化は加速した。イラストで仕事ができるようになったのだ。長年、趣味で描いていたイラストがiPadのおかげで、お代を頂けるようになった。
iPadさえあれば、出勤しなくても、海外でも、どこでもイラストの仕事ができる。そんな人生の変化にドキドキして、胸の底からじわじわ嬉しさが込み上げた。うっすら涙が滲んだような…( ˘ω˘ )
本当に、Appleには人生を変えてもらった。こんな経験をしている人は、世界中にきっと沢山いると思う。
理想のアイテムを手に入れたが、虚しい
だから、新製品が発売されると見ずにはいられない。
Apple Watchも「当然、買う物」と思っていた。
あれこれ悩んで、ようやく購入。
手元に届いた箱を開けた。でも、いつもとちょっと違う。
感動が薄いのだ。
念願のアイテムを手に入れたのに、虚しい。
あれ、なんで?
求めていた「便利さ」とは?
そもそも私がApple Watchに求めていた機能は何か?
というと、
- iPhoneを持って走るのがダルかった
- ランニングの記録がしたい
- ついでに脈拍とかも知りたい
書き出してみると、しょぼさを実感する。
改めて思います。
これ、本当に必要か?
どこまで便利になったら、気が済むの?
いや、決してApple Watchが悪いわけじゃないのです。
Apple Watchを通して、自分の欲深さを垣間見たのです。
だって、便利や効率を追求した先にどんな未来が待ち受けているか。私はよくわかっていたはず。
震災やコロナの経験を経てなお、まだ「便利」がほしい。そんな自分に情けなくなったのか……。
とはいえ、Apple Watchを手放す気もありません。MacもiPadもなければ、仕事もできません。もはや生きていくための必須アイテムなのです。
しかし、これだけ多くのガジェットを持ちながらでは説得力はゼロですね…….。
ただ、あと数日もすればこんな感覚さえ忘れてしまうので、記事にしました。
Apple Watchは何も悪くありません。ランニングには素晴らしいアイテムです。
とりとめもない文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。