
こんにちは、たかぎです。
今から約一年前、実家に居候しておりました。
当時、新しい生活基盤を作るのに四苦八苦してて、甘えさせてもらったんですね。
両親と暮らすのは、実に10数年ぶり。上京してからずっと別々に暮らし、30代になってから「出戻る」かたちで、1年ほど同居させてもらいました。
目次
ぬるま湯から、出られない。

おいなりさんとか一人暮らしで作るはずもない。
当初の居候期間は1ヶ月の予定。
でも気づけば、3ヶ月、5ヶ月…と、あっという間に時が過ぎていました。
その理由はシンプルで
3万という格安の生活費
めんどうな家事からの解放
でも、気づけば自分は独身アラサー女、職も不安定。
だから実家で暮らしている。
端的に…あかん…と感じました。
でも、居心地よすぎて抜け出せない。
でも、人間としての自尊心を失っているような……?
これって実家で暮らす多くの方が抱える、ジレンマではないでしょうか。
コロナを出汁に、実家を出る。

こうした景色に、自立を後押ししてもらいました。
「ちょうどいい」環境から抜け出すのって、エネルギーがいりますよね。
わたしの場合、ぬるま湯から脱出するきっかけをくれたのが、コロナでした。
世界に不安と恐怖が広がる中、
「今しかない」
と思いましたね…。
この機に乗じて、実家出るしかない!
よく言えば、波に乗る。
身勝手かもしれないけど、ああいう混沌とした時期は、多少のわがままなも許してもらえると思っています。
一歩踏み出せない時の解決策の1つですね。
そして、例のごとく200%のノリと勢いで、一件目に見たアパートに即決し、実家を出ました。
そして今、なんとか生きてます。
でも、時世が時世だったので、ひっそり一人で、軽自動車一台で引っ越しました。詳しいことはこちらをどうぞ。

結論、出てよかった〜(笑)

実家を出て、そろそろ一年。
主な変化としましては、
- 収入が増えた(不可避)
- 出会いが増えた
- プライドが復活
かんたんに補足しますね。
収入が増えた(不可避)
賃貸暮らしにシフトしまして、やはり生活費は増えました。(あたりまえ〜)
実家には戻りたくないから、この生活を死守せねば…!
と思ったら、働くしかないですよね。笑
だからお仕事を増やしてもらいました。これが地味にしんどかったですよ〜。
実家で本当にグータラしてたので、リハビリには時間を要しました。笑
出会いが増えた
「1 」に伴って、お仕事増える→知り合いも増えました。
ご近所さんや仕事相手、カフェの店員さんなどなど。
ずっと引きこもってたので、世界が広がると地味にうれしいですね。
プライドが復活
もしかしてこれが一番重要かも?
なんでも人にやってもらえる環境
=幸せとは限らない
この一年で、そんなことに気づかされました。
一人暮らしはとにかく面倒。お金もかかるしコスパは悪い。
でも、家事も仕事もこなしながら生きてる!って自尊心は、取り戻せたんですね。こうしてなんとか暮らせているということは、自分にとって誇りなんですよね〜。
そんなことを思いました。はい。
この経験が、少しでも皆さんの参考になったらうれしいです。
では〜。